タイムセールを狙ってスーパーに行ったり、特売品を買うためにちょっと遠くのスーパーに行ったりなど、さまざま方法で節約を頑張っているものの、なぜか全然お金が貯まらないという人も多いのでは? 実は、世の中にあるいろいろな“お得”に振り回されないことが、正しい「節約」につながるという。節約アドバイザーの丸山晴美さんも、“お得”とは、安価なものや値引き品を買うことではない、と強調する。
「“安くなっているから”と、買う予定のなかったものや、いま必要のないものまで買うのは、即やめましょう。“買わなければ支出は0円”ということを忘れないで」(丸山さん。以下「」内同)
そんな丸山さんに、節約のために気をつけるべき買い物のポイントを教えてもらった。
100円均一ショップは割高なことも:事務用品などはホームセンターの方が安い?
「食器などは100円均一ショップがお得ですが、封筒や養生テープなどの事務用品は1個あたりの分量が少ないので、ホームセンターやドラッグストア、スーパーのPB(プライベートブランド)で買う方が安いことも。長さや重さあたりの価格で比べ、100円だからと、だまされないようにしましょう」(丸山さん・以下同)
クーポンはもらわらないで探して使う:クーポンのために買い物をしては本末転倒
「『ドリンク1杯無料券』などのクーポン券につられて、家族で行く予定のなかったレストランに行くと余計な出費に。クーポンがあるから買い物をするのではなく、買い物の都度、お得なクーポンを探して使う方が効率的です」
たとえば、LINEをしているなら、「LINEクーポン」を“お友だち”登録することで、大手チェーン系ショップの割引クーポンが使える。ほかにも「スマートニュース」アプリにもクーポンが。“探してその場で使う”を心がけよう。