「時間術」に関する本も多数執筆している精神科医の和田秀樹さんは、「仕事ができないのは能力がないからではなく、時間の使い方が下手なケースが多い」と指摘する。
「10年ほど前の日本では、8時間で終わらなければ10時間働けばいい、それでも終わらなければ12時間やればいい、という考え方が普通でした。しかし、その生き方は現代では会社や社会が許しません。仕事はできるだけ効率化し、日常生活の無駄な時間もなるべく省く。それによって生まれた時間を、自分の有意義なことに使う。すると、幸福感がもたらされます」
時間の使い方が一流になれば、自然と一流の人に近づけるかもしれない。
※女性セブン2021年4月17日号