宇宙人の目にとまったのは、東京からの移住者・ヨシダ。どこか思い詰めた様子だ
この宇宙人、実はシオザキという地元住民。ヨシダには「宇宙人に見えた」のだ
でもシオザキから見たら、村外からやって来たヨシダこそ、“宇宙人”に見えていた
村になじめず帰京しようと考えているヨシダに、シオザキはやさしく語りかける
「焦らずに互いのズレをゆっくり埋めよう」――すると宇宙人の仮面がともに外れた
秋田・34才・女性のケース
Uターンして地方銀行に入社できたのはよかったのですが、フルタイムで働いていると、平日の日中、地域の人たちと交流する時間がまったく持てないのがネックです。せめて休日だけでもと、農作業のお手伝いや地域の懇親会に顔を出すようにしているんですが、東京にいたときよりも年中暇なしで、とてものんびりとなんて暮らせません。
東京・38才・女性のケース
年に数回訪れていた八丈島に引っ越してきたのは10年前のこと。スーパーやホテル、病院での医療事務など仕事はあるにはあるんですが、面接をするたびに飛行機で片道2万円をかけて島に通わなきゃいけないのがつらかったです。