春の和スイーツといえば、わらび餅。この春には、コンビニ各社が個性的なわらび餅関連商品を販売している。コンビニグルメに詳しいライターの小浦大生氏が説明する。
「わらび餅の定番といえば、きなこと黒蜜ですが、コンビニではそのような定番系だけでなく、ミルク系や抹茶系、さらにはクリーム系のわらび餅なども登場しています。コンビニの和スイーツの中で、独自の進化を遂げているといっても過言ではありません」
そこで、マネーポストWEBのコンビニグルメ担当記者Aが、この春に大手コンビニ3社で販売されいるわらび餅を使ったスイーツを実食した。(※取り上げたのは、4月19日の時点で東京都内の店舗にて販売されている商品です)
定番からミルク系まで取り揃えたセブン-イレブン
セブン-イレブンでは、『もちっとわらび餅 とろーり黒蜜入り』(151円)、『もっちりわらび餅 練乳パイン』(194円)、『もっちり白玉&わらび餅のぜんざい』(280円)が販売されている。
もっともオーソドックスなのは『もちっとわらび餅 とろーり黒蜜入り』。中に黒蜜が入ったわらび餅6個に、きなこがまぶされている。
「黒蜜を上からかけるのではなく、わらび餅の中に入っているというのが大きな特徴で、わらび餅の中から、文字通りトロっと黒蜜が出てきます。黒蜜が中に入っていることで、蜜が“無駄”にならず、食べやすいです」(記者A・以下同)
『もっちりわらび餅 練乳パイン』はミルクわらび餅に、練乳ソースとパインソースが組み合わさっている。
「プルプルとしたミルクわらび餅は、ミルク寒天のような食感です。パインソースは甘めでありつつも、ほんのり酸っぱい。さっぱりと食べられて、通常イメージするわらび餅とは別のスイーツという感じで、新たな魅力を発見できます」
そして、『もっちり白玉&わらび餅のぜんざい』は、白玉、あんこ、クリーム、わらび餅を使ったぜんざいだ。
「メインはあんこと白玉で、わらび餅はトッピングという感じ。黒蜜はありませんが、クリームとあんことわらび餅を一緒に食べると、なんとも意外なおいしさがあります」