タルタルソースが少ないのは仕方ない?
コンビニのタルタル鶏天うどんについて、小浦氏が分析する。
「基本的には、定番のぶっかけうどんに鶏天とタルタルソースをトッピングしているという形です。コンビニのうどんメニューの中では、具材のボリューム感が大きい部類に入ります。記者Aの感想では、“タルタルソースが少ない”とのことですが、コストを考えると仕方ないという気もします。
現状は400円台後半の価格ですが、これを500円台前半にすればタルタルソースを増やせるでしょう。しかし、コンビニのうどんで500円台というのはやや高く感じるのも事実。たとえば、麺を減らすなどして、タルタルソースを増やすというのも、一つの改善策になるのかもしれませんね。
ボリューム感から見る“コスパ”という点では、ファミリーマートが優勢だと思います。単純に、麺の量が多いというのは大きなメリットですし、玉ねぎがトッピングされているというのも嬉しいポイント。ファミマのほうが40円ほど高いものの、満足感は十分だと思います。ただ、その40円分でタルタルソースを増量できるのであれば、ローソンのタルタル鶏天うどんも、かなり完成度が高い商品になる。自前のタルタルソースを用意して食べると、さらにおいしくなりそうです」
丸亀製麺の『タル鶏天ぶっかけうどん』は、いまでも復帰を望む声が多いという。そういったニーズの受け口としても、コンビニのタルタル鶏天うどんの注目度はどんどん高まっていきそうだ。