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サブスク利用者のリアルな声 「解約が面倒」「定額以外の出費も」など

サブスク「使ってよかった派」「使わなきゃよかった派」の本音は?(イラスト/サヲリブラウン)

サブスク「使ってよかった派」「使わなきゃよかった派」の本音は?(イラスト/サヲリブラウン)

 一着数万円ものブランド服やバッグを月額1万1880円(送料無料)で3着(品)まで借り放題できるというファッションサブスクリプションサービス(以下・サブスク)が大丸松坂屋で始まるとあって、会員登録者が殺到。予想外の人数が集まったため、4月から始まる予定が延期になるほどの注目を集めている。

 このようにいま、“サブスク”が話題となっているが、そもそもどのようなサービスなのか。

「商品ごとに購入金額を支払うのではなく、一定期間の利用権として定期的に料金を支払うサービスのこと。つまり、一定金額を払うと、借り放題や見放題ができるというわけです。利用回数が増えるほどお得になります」

 と教えてくれたのは、節約アドバイザーの丸山晴美さんだ(「」内、以下同)。最近ではサービスが多岐にわたり、定額で月1回商品が届くなどの『定期便サービス』も、サブスクと呼ばれている。

読者の一番人気はAmazonプライム

 女性セブンの読者1706人にアンケートをとったところ、もっとも加入者数が多かったのが、配送料無料をはじめ各種サービスが活用できる『Amazonプライム』。サブスク利用読者の約7割が加入していた。次いで動画配信サービス『Netflix』、『Hulu』、音楽配信サービス『Apple Music』の順に人気が高く、サブスクにかける月額は平均1624円だった。

「コロナ禍のステイホームで、“おうち時間”を充実させる動画コンテンツや宅配サービスの需要が高まったのが、サブスクが注目される理由の1つです。また、物を持たない生活の流行で、洋服レンタルのような“借りられる”サービスも人気が高まっています」

 一方で、「あまり使わなくて損をした」「返却が面倒」など、否定的な意見も寄せられた。

「多くのサブスクが初回は無料で使えるサービスを行っています。これを活用し、いくら得するのか、返却管理はできるのかなど、自分がどの程度そのサービスを使いこなせるか把握することが大切です」

 最後に、使ってよかった派と使わなきゃよかった派のリアルな声をそれぞれ紹介しよう。

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