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【ドル円週間見通し】米長期金利の低下ならドル売り・円買い優勢?

・5月10日-14日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(欧)3月ユーロ圏鉱工業生産 12日(水)午後6時発表予定
・予想は、前月比+1.0%
 参考となる2月実績は前月比-1.0%。資本財、エネルギー、耐久消費財の落ち込みが目立った。3月については反動増が予想されていること、経済活動の部分的な再開などによって鉱工業生産の持ち直しが予想される。

○(米)4月CPIコア指数 12日(水)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+2.3%
 各種産業における原材料価格の上昇や、サービス部門における需要は増加傾向にあることから、コアインフレ率は節目の2%を超える可能性が高いとみられる。

○(米)4月小売売上高 14日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前月比+1.0%
 参考となる3月実績は前月比+9.7%の大幅増。新型コロナウイルス追加経済対策で実施された国民への現金給付や新型コロナウイルスのワクチン接種拡大が消費押し上げに寄与した。4月については、ワクチン接種拡大による個人消費の押し上げが引き続き期待されており、前月比プラスとなる可能性がある。

○(米)5月ミシガン大学消費者信頼感指数 14日(金)午後11時発表予定
・予想は、90.0
 前回4月実績は88.3。また、参考となる4月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は3月実績を上回った。新型コロナウイルスのワクチン接種拡大によって消費者心理や雇用環境は改善しつつあることから、5月の数値は4月実績を上回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・5月11日(火):(中)4月CPI、(独)5月ZEW景気期待指数
・5月12日(水):(英)1-3月期GDP、(英)3月鉱工業生産、(英)3月商品貿易収支
・5月13日(木):(日)3月経常収支、(米)4月生産者物価指数
・5月14日(金):(米)4月鉱工業生産

【予想レンジ】
・予想レンジ:108円00銭-110円50銭

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