ウォーキングがてら遠くの自販機でドリンクゲット
日々の運動を兼ねて、この自販機サブスクを利用しているという人もいる。神奈川県に住む30代の女性会社員はこう話す。
「対応する自販機は近所にたくさんあるんですが、あえて家から2kmほど離れたところにある自販機までウォーキングして、そこでドリンクを交換しています。
その自販機では通常のドリンクより少し高い200円の『CHILL OUT(チルアウト)』というリラクゼーションドリンクが販売されていて、さらにお得感がある。ウォーキングの習慣にもなるので、一石二鳥です。ただ、必ずしも1日1本そのドリンクを飲んでいるというわけではなく、冷蔵庫にストックが溜まりがち。そこはちょっとバランスを考えなきゃなと思っています」
『Coke ON』アプリには、同アプリを利用して自販機でドリンクを購入すると1本につき1つのスタンプが与えられ、15個ためると1本無料になるチケットがもらえるが、『Coke ON Pass』でドリンクを購入した場合は、そのスタンプがつかない。
「サブスクで毎日1本飲めば1か月でスタンプが30個たまり、さらに2本無料で飲めるものだと思っていたら、実はスタンプがもらえない。僕のように勘違いしてしまう人もいそうなので、注意が必要です。スマホゲームのログインボーナスじゃないけど、毎日継続して利用すると何らかのメリットがある仕様にしてくれると、もっと利用したくなると思いました」(記者A)
ライフスタイルとフィットすれば、多くのメリットをもたらすサブスクリプションサービス。そうした中で自販機のサブスクはどこまで普及していくか。