夢相続代表の曽根恵子氏はこうアドバイスする。
「いきなり自分の気持ちや物事を整理するのは難しいので、最終的には正式な遺言書を書くという前提で、エンディングノートを書いておくといいでしょう。
ただし、財産のことや希望する葬儀の形、さらには延命措置のことなどをせっかく書いても、家族が存在を知らなかったら何の意味もありません。いざ亡くなった後は、遺族は慌ただしく葬儀の手配などをしなければならないので、元気なうちに“ここにあるよ”と伝えておくことが必要です」
※週刊ポスト2021年6月18・25日号