現実性は別としてジャストアイデアならば、
・還元されたポイントが、自動的に子供の教育資金用に積み立てられていく
・費目ごとにお金を仕分けでき、それぞれに設定した予算を超えると支払い時にアラートが出るなど、家計管理に特化した機能がある
……などいくつか考えられるところですが、いずれにせよ現金にはない付加価値性を持たせ、現金から得られる安心感を乗り越えられるかどうかが大きなポイントになりそうです。
コロナ禍を機にキャッシュレス化が進んだ人。やっぱり現金中心でいきたい人。このあたりの意識がこの先どう変わっていくのか、あるいは変わらないのか。引き続き動向をみていきたいと思います。
◆レポート/三矢正浩(博報堂生活総合研究所 上席研究員)
【参考情報】
○博報堂生活総合研究所「新型コロナウイルスに関する生活者調査」
調査地域:首都40km圏、名古屋40km圏、阪神30km圏
調査期間:2020年3月から毎月上旬に調査実施
調査対象者:20~69歳の男女1,500人
調査方法:インターネット調査
参考URL:https://seikatsusoken.jp/newsrelease/17275/