占い中毒から抜け出せたきっかけは、新たな恋人ができたことだった。その瞬間、占いが必要なくなった。
この経験を生かし、心理カウンセラーとなった小川さんは、自身が占いに依存した背景をこう分析する。
「私の父はアルコール依存症で、とても暴力的だったんです。それにより人間不信になり、中高時代はいじめに遭いました。私はどこへ行っても嫌われると思う一方で恋愛にのめり込んだのですが、それすらうまくいかなくて、すがりついたのが占いでした」
自己肯定感の低さは、占い中毒の大きな要因となる。占いカウンセラーの夢叶さんが言う。
「占い依存症者に共通していえるのは、『自分で何も決められない人』です。私もかつて占いに依存していたのですが、子供の頃から親の目を気にして、自立した考えを持てずに生きてきたんです。大人になっても自分で決断することに慣れていないため、人からアドバイスをもらわないと何も決められない。レストランでメニューを決められない人、行きたくない飲み会へ断れずに行く人、洋服を自分で選んで買えない人などは占い依存症になるリスクが高い」
まじめで素直ゆえ、人の顔色をうかがって優柔不断になるタイプは注意が必要だ。
※女性セブン2021年6月24日号