「保険金を請求できる時効を過ぎていても、とりあえず生命保険会社に連絡を。受け取りの手続きに対応してくれることがあります。また、たとえ保険証券がなくても、支払いに応じてくれる保険会社は多いのです」(長尾さん)
ただし、保険金は申請しないと受け取れない。毎年保険会社から送られてくる「契約のお知らせ」を見落とさないようにしよう。生命保険会社での勤務経験を持つファイナンシャルプランナーの横川由理さんが話す。
「すでに保険に入っているなら、『家族登録』をしておくと、所在不明のときなども安心。家族の誰かを指定請求代理人に登録しておけば、契約者でなくても代理請求ができます」
※女性セブン2021年7月29日・8月5日号