モラハラから脱出するには自分がモラハラを受けていることを自覚することが大切。ここでは、どういう行為がモラハラにあたり、どうすべきかを紹介する。自分と照らし合わせて考えてほしい。
漫画のケースのようなモラハラへの対処は、以下を参考にしてほしい。
●ケース1:「料理を捨てる夫」の対処法
→録音したり日記に書き、やられたことを記録に残す
これは典型的なモラハラ行為。こういう場合、会話を録音したり日記につけるなどして、万が一のときのために証拠を残しておこう。
●ケース2:「どうしたって怒る夫」の対処法
→なるべく一緒の空間にいないようにする
「万事にダメ出しをするのは、相手を見下すことで、自分のプライドを保ちたいから。会社など、ほかの場所ではできないので、妻にするのです。対策としては、同じ空間にいないこと。この場合なら、“体調が悪いからドライブはひとりで行って”などと、同行を避けるといいですよ」(椎名さん)
取材・文/前川亜紀 イラスト/たばやん
※女性セブン2020年8月12日号