【ふたのこだわり】
従来の『カップヌードル』には、湯を注いだ後、ふたを固定するプラスチック製シールがついていたが、プラ原料を削減するため、今年6月生産分から廃止に。代わりに、シールがなくても留められるよう、タブ(開け口)を2つにした「Wタブ」が登場。裏側にはキュートな猫のイラストも。
【毎年発売される個性的な味】
レギュラー、カレー、シーフードは、ほとんど味が変わっていないが、一方で、和・洋・中、あらゆるジャンルの料理と流行をヒントに個性的な味も毎年発売されている。今年は、『旨辛カルビ味焼そば』『魚介仕立てのペペロンチーノ』『シビれる花椒の火鍋ヌードル』などが発売中。期間限定品もあるので見かけたら試してみて。
【ヘルシーな新商品】
おいしさだけでなく、社会環境や消費者意識の変化にも対応する新たな『カップヌードル』の開発も進んでいる。それが、塩分を30%カットした『カップヌードル ソルトオフ』と高たんぱくで低糖質の『カップヌードル プロ』。味を変えずにヘルシーな機能を加えているのが女性には特にうれしい。
カップヌードル50年の歴史
1971年に誕生したカップヌードルは、いかにして人々に受け入れられてきたのか。以下に、その歴史を紹介する。
●1971年9月、東京・新宿の伊勢丹百貨店を皮切りに『カップヌードル』を発売。
●1972年2月、「あさま山荘事件」で機動隊が非常食として『カップヌードル』を食べる姿がテレビ中継されると、生産が追いつかなくなるほどの人気に。