「ゴールドパートナーになっているスポンサー企業の関係者は、『トヨタのせいで、プロモーション展開がしづらくなった』とボヤき、他のスポンサー企業からも『恰好つけすぎじゃないか』という声が上がっていた。
企業が五輪のスポンサーになるのは、自社製品を売るためというより、平和や平等といった五輪の良いイメージに自社を重ねてイメージアップをはかるのが目的です。トヨタが参加を取り止めたことで五輪のイメージが悪くなり、プロモーションがやりづらくなってしまったのです」(前出・小泉氏)
トヨタが他のスポンサー企業からやっかみを受けてしまった面もあるという。
※週刊ポスト2021年9月17・24日号