解約時に多額の残高がある場合は注意したい。
「銀行の窓口で解約するとその場で残高を受け取れます。ただし、残高が高額の場合は持ち歩くのが危険なので、受取先の銀行口座を指定してそこに送金してもらうといいでしょう」
普通預金とは別に、定期預金も見直したい。子供が独立するなどしてお金を長期にわたって積み立てる理由がなくなるなら、解約を視野に入れたい。
「定期預金は引き出しにくく、いざという時に必要なお金を下ろせないことも。解約して普通預金にまとめておくのも一案です」
定期預金の解約は、満期なら通帳と銀行届出印を、中途解約の場合はさらに免許証などの本人確認書類を持参して店舗で手続きを行なうなどする。
※週刊ポスト2021年9月17・24日号