取材では「本当に首が回らなくなっても、働くところはいっぱいある！」とたくましさを見せた大谷雅恵さん
何かと不安なことが多い昨今。老後生活のための貯蓄がないと焦っている人もいるのではないだろうか。その一方で、生まれてこのかた、貯金額が80万円を超えたことがないという女性セブンの“オバ記者”こと野原広子さん（64才）。そんなオバ記者が、同じく貯金がないというアイドルグループ「メロン記念日」の元メンバー・大谷雅恵さん（39才）を迎えて、お金に関するトークを展開した。（前後編の後編。〈元メロン記念日・大谷雅恵 「貯金ゼロ」生活をどう乗り越えているのか〉の続き）
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オバ：ところで、自宅の間取りってどんな感じ？
大谷：ワンルームです。住んで6年になるんですけど、収納がないからお洋服が占拠しているって感じです。9才になるポメラニアンと暮らしているんですが、都心から少し離れているから、物価は少し安いと思います。
オバ：少し離れると家賃も物価も下がるからね。そういえば、大谷さんって500万円返さないといけないって聞いたんだけど、それってどんな借金なの？
大谷：ネイリストになりたいって夢もあって、2010年に「メロン記念日」が解散してソロになってから、ネイルの勉強を始めたんです。その流れで昨年、友達とネイルサロンをオープンする話が進んでいたんですけど、コロナ禍で棚上げ状態になってしまったんです。
オバ：40才前にして500万円超の借金かぁ……わかるよー、その大変さ。私なんか消費者金融に20年間借りてたもん。
大谷：もう返済したんですか？
オバ：返済して数年後に過払い金請求ってのをやってみたわけよ。そしたらさ、680万円も返ってきたんだよね。
大谷：ええっ！ そんなに払っていたんですか！
オバ：そう。あの頃は借金の存在が頭の中から消えたことないよ。月に20万～30万円ぐらいの返済があってさ。でも、なかなか人に言えない。秘密を抱えてるのってつらいわけ。
大谷：わかります。
オバ：でもね、そのうちね、慣れてきちゃう。
大谷：私も慣れました。借金があるって知っている人の方が増えちゃったし（笑い）。
オバ：先日、大谷さんのオンラインショップがテレビ番組で紹介されたでしょ。その影響や効果はあったの？
大谷：はい。放送終了後にバーッと20枚ぐらい売れて、一時はソールドアウトを連発しました。でも、それも数日でピタッと止まりました。そろそろトレーナーやパーカを出していこうかなと思ってます。私、スイッチが入ったら頑張るんですよ。
オバ：売れ行きがよければ、その分、発送も大変でしょ？ あのね、物販って毎日寝る前の30分とかに品出しをしたり商品説明を書いたり。すっげえ地味な作業をやんなくちゃいけないのよ。
大谷：そうなんですよね。発送は遅れがちだったんですが、めちゃめちゃ早くなりました。
