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新しく買った冷蔵庫「こんなはずじゃなかった!」私たちの大失敗

 Cさんが、最近の冷蔵庫選びの苦労を振り返る。

「大型冷蔵庫になると、普通の冷蔵室と冷凍室に加えて、急速冷凍室とか、チルド室とか、正直、あまり用途がよくわからない小さな冷凍室までついています。私が買った冷蔵庫にもそれらがついていますが、いまだに使いこなせていません。私が見た冷蔵庫のなかには、USBポート がついているものもあって、冷蔵庫の進化にしみじみしてしまいました。扉を開ける時のタッチオープンなんかはちょっと便利かなと思いましたが、機能が増えすぎるとついていけなくなりそう。個人的には大型冷蔵庫だからといって多機能ではなく、シンプルで価格を抑えたものがあればベストです」(Cさん)

ワンルームの冷蔵庫選びでは「音」がポイントに

 冷蔵庫の音の大きさに驚いたという人もいる。30代の男性・Dさん(IT企業勤務、都内在住)が、20代の頃、ワンルームに住み始めた際の冷蔵庫選びの苦悩を振り返る。

「ワンルームということは寝室とキッチンが隔たりなく、同じ部屋にあるわけです。僕が住んでいた間取りだと、冷蔵庫とベッドの位置が近かったので、夜中の冷蔵庫のブーンという音に悩まされたことがありました。そこで初めて静音性の大切さを知りました」(Dさん)

 Dさんはその後、家電量販店をリサーチして、一人暮らし用の冷蔵庫では静音性に限界があることを知り、引っ越しのタイミングで、二人暮らし用の大きめの冷蔵庫を購入した。しかし、またしても不都合が生じた。

「大は小をかねると言ったものですが、冷蔵庫内がスカスカすぎてもったいない。しかも狭い部屋なので、冷蔵庫でスペースが取られてしまいもっと狭くなりました。ワンルームの冷蔵庫選びは難しいと痛感しました。結局、その後もう一度買い換えることになり、静音性に定評があるメーカーの1.5人分くらいの容量の冷蔵庫に落ち着きました。一人暮らし、特にワンルームに住む予定の人は音の観点は大事です」(Dさん)

 ずっと家の中で稼働し続けているものだけに、ちょっとしたマイナス部分が日々のストレスにつながりやすい冷蔵庫。家の間取りはもちろん、各家庭の使用状況に応じて最適なものを選びたい。

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