10月注目の株主優待を厳選
岸田政権誕生後の株式市場はまだ方向性をつかめないでいるが、例年であれば10月は「ハロウィン効果」のアノマリーがあり、“買い場”とされる季節だ。ハロウィンの時期に投資をすると春にかけて上昇する傾向にあるという。本記事では、10月に狙える注目の株主優待の中から、アフターコロナで注目したい銘柄を中心に紹介しよう。2021年10月の株主優待の権利を獲得するには、27日（水）までに株を購入する必要がある（株価は10月上旬現在）。
神戸物産（3038）
「業務スーパー」をフランチャイズ展開する神戸物産は、心配された昨年の巣ごもり特需の反動減も見られず、フランチャイズ網を拡大中だ。2021年権利取得分から、株主優待が業務スーパー専用の商品券からJCBギフト券に変更されたが、額面は変わらない。
【優待内容】JCBギフト券……100株以上1000株未満：1000円分（3年以上継続保有で3000円） 1000株以上2000株未満：1万円分（同1万5000円） 2000株以上：1万5000円分（同2万円）（10月末、年1回）
マネジメントソリューションズ（7033）
プロジェクトマネジメントを支援するコンサル会社であるマネジメントソリューションズは、人気のプレミアム優待倶楽部のポイントを贈っている。食品や電化製品、旅行や体験など2000点以上の商品から選べる。
【優待内容】プレミアム優待倶楽部の株主優待ポイント……100株以上300株未満：3000ポイント 300株以上600株未満：7000ポイント 600株以上900株未満：8000ポイント 900株以上1000株未満：1万ポイント 1000株以上2000株未満：1万8000ポイント 2000株以上4000株未満：2万ポイント 4000株以上１万株未満：3万ポイント 1万株以上10万株未満：4万ポイント 10万株以上：5万ポイント（10月末、年2回、1年以上継続保有で1.1倍）
巴工業（6309）
遠心分離機など化学機械のメーカーである巴工業は、傘下の巴ワイン・アンド・スピリッツが取り扱うフランス産赤ワインを贈っている。ワインを飲む機会が増える12月下旬に届くのもうれしい人気の優待だ。
【優待内容】関連会社取り扱い商品のワイン……100株以上：1本（10月末、年1回）
