【2】店員と会話がしやすい店を
「最近は、コストのかかる“鮮魚の調理サービス”を実施するスーパーが減っていますが、種類が多く調理方法がわかりにくい魚メニューこそ、店員にたずねて料理の幅を増やしたいもの。鮮魚コーナーを設けている店は、客との対話を重視している証拠です」
魚の調理サービスがある店舗を見つけたら活用してみよう。店でさばいてもらえば、家庭の生ゴミも減るし、さらに調理法を教えてもらえばレシピも増えて一石二鳥だ。
【3】総菜はコロッケ、餃子、唐揚げ、ポテサラを見よ
「スーパーで総菜を作って販売するようになって約40年。当時からどの店にもある定番メニューが、コロッケ・餃子・唐揚げ・ポテトサラダ(ポテサラ)です。ずっと作り続けているからこそ、この4種類がおいしくないのは、スーパーが努力をしていない証拠」
総菜こそ、スーパーの顔ともいうべきPB商品なので、改良を重ね、こだわって作っているはず。店の真価を問うなら、これら4種の総菜を食べてから判断するのも手だ。
【4】メニューを決めやすい陳列&品揃えか
「買い物をしながらその日の献立が決まらない店はNG」
たとえば、じゃがいもとにんじんの側にカレールーが置いてあれば、「カレーにしよう」とイメージが湧きやすい。毎日3度の献立を考えるのは苦行に近い。その手助けをしてくれるのは良店だ。また陳列を見れば人手が足りているかもわかる。
「棚のいちばん上まで商品が補充され、すき間を埋める“前出し”ができている店は管理が行き届いています」