【5】行くたびに楽しみがある店作りをしているか
「いつ行っても同じ場所に同じものしかないと、客は買い物自体に飽きてしまいます。たとえ購入する商品がいつも同じでも、思わず手に取ってみたくなる商品を目につく場所に陳列しているスーパーは、客のことを考え、工夫しているといえます」
新商品やその時期しか味わえないものが目立つ場所にあると、たとえ買わなくても、行くたびにワクワクする。通う理由が増えれば、スーパーはもっと楽しくなるはずだ。
【プロフィール】
今野保さん/ショッピングアドバイザー。大手スーパーマーケットに20年以上勤務した経験をもとに、講演会やセミナーの講師として活躍。テレビ出演のほか、『スーパーマーケット買い物裏ワザ』(ヒット出版社)など著書多数。
取材・文/番匠郁
※女性セブン2021年10月21日号