レコーダー内蔵型テレビの録画機能だけ故障して…
レコーダー内蔵型のテレビを購入して後悔した人もいる。メーカーで働く20代男性・Bさんだ。コスパの良さにひかれたという。
「アニメを録画したかったので、そこまで高機能なレコーダーはいらなくて、最低限で良いと思っていました。当時、一人暮らしを始めたばかりだったのでまだテレビがなく、だったらテレビとレコーダーをそれぞれ買うよりも、内蔵型のほうがコスパが良いと思って購入。見た目もスッキリしていて気に入っていました」(Bさん)
だが、使用してから4年が経った今、“録画機能だけ”が故障してしまったという。テレビとレコーダーの一体型ならではの思わぬ誤算だ。
「録画機能が故障したことで、録画したものがすべて見られなくなってしまいました。修理を頼むと3万円くらいかかるとのこと。修理しても、録画したものが復元できる保証はないとも言われました。テレビとしては使えても、レコーダーが使えなくなったら、結局は買い替える必要があります。今度は絶対にテレビとレコーダーを別々に買います」(Bさん)
容量が足りない!毎回古い録画を消すストレス
「ケチったためにストレスになることもある」と言うのは、広告代理店に勤務する30代男性・Cさんだ。レコーダー購入時に「これでいいかな」と適当に購入したため、早期に買い替えたい気持ちになっているという。
「買う時にHDDの容量をケチってしまったことに、後悔しています。500GBで十分だと思っていましたが、これじゃ足りませんでした。新しい番組を録画する際に、毎回古い録画の中から消していいものを選ぶのもけっこうなストレス。そりゃ、容量を気にせずバンバン録画できた方がストレスフリーに決まっていますよね。今思えば、最低1TBはほしかった。大は小を兼ねることを実感しました」(Cさん)
そんなCさんが最近注目するのは、「外付けハードディスク」だ。
「当たり前ですが、容量が大きくなればなるほどレコーダーの値段も上がります。何万円もするものもあって、すぐに買うのはちょっと躊躇する。でも、外付けハードディスクなら3TBで1万円ほどのものもあります。ただ、テレビを買い替えると録画した番組が見られなくなるなど、デメリットもあるようなので、今いろいろ調べているところなんですが、1万円くらいなら、割り切って一度買ってみるのもありかなあ、と思っているところです」(Cさん)