家庭にホットプレートを導入後、あまり家事に積極的ではなかった夫にも変化が起こったという。夫は「俺だって料理はできる」と言い出し、ホットプレートで調理を開始。妻を“お客様”扱いするごっこ遊びにハマっているという。
「夫は最初、ホットプレートの後片付けを担当していましたが、料理に興味を持ったのか、ホットプレートを最大限に活用し、週2で夕食を作ってくれるようになりました。といっても鉄板焼きと焼きそばばかりですが(笑)、それでも具材のバリエーションは無限。最近はホットケーキの“新メニュー”が登場しました。夫は私に『お客様どうぞ』『お味はいかがですか』とシェフみたいなセリフで接待してくれます。変なことにハマっているなーと思いつつも、外食した気分になれるので楽しんでいます」(Bさん)
一人暮らしで“おうち居酒屋”状態
商社に勤務する20代男性・Cさんは、一人暮らしでホットプレートを重宝しているという。Cさんには、ホットプレートは複数人で使うイメージがあったため、なかなか購入する気になれなかった。だが先日、コンパクトホットプレートを初導入したところ、その手軽さにドハマリした。
「波型と鍋のプレートが付属する、1台2役の小型ホットプレートを買いました。それを機に、それまでほとんど自炊しなかった自分が、料理をするようになったんです。焼き肉と鍋ものが中心ですが、“おうち居酒屋”状態で最高です。スーパーで肉、カット野菜を買って完結してしまう手間のかからなさも魅力。唯一、1Kの間取りなので、寝室でホットプレートを使うと部屋に充満する臭い問題に悩まされましたが、キッチン用に小さい机と椅子を買って、そこで一人飲みをするようになりました。換気扇が近いし、すぐに洗えるので快適です」
家族構成を問わず、様々な活用方法があるホットプレート。コロナ禍に人々の心を温める役割も果たしているのかも知れない。