実際に橋賀さんはこのプロジェクトを利用して、こんな「裏技」を使ったという。
「以前キャンペーンを実施していた東京都江東区では一部のコンビニにも特典が適用されました。そこでファミリーマートのチケット販売サービスを利用して、東京と名古屋を結ぶ2000円分のJTB高速バスチケットを購入しました。すると30%還元になり、600円も戻ってきました」
鉄道系の優待プランも魅力的だ。
なかでもJR四国の「setowa四国DC満喫きっぷ」は、12月28日までの土日を含む連続した3日間にJR四国および土佐くろしお鉄道の特急・普通列車の自由席が乗り放題で、大人9000円。1日あたり3000円で鉄道の旅を満喫できる。
「首都圏在住なら、小田急電鉄や東武鉄道の株主優待乗車証を使えば、日光・鬼怒川(栃木)などに格安で行けます。たとえば東武鉄道の株主優待乗車証は金券ショップで700円程度で購入でき、普通電車ならどこまでも行けるので、都内から鬼怒川まで往復1400円で行けます。始発から乗れば座れるので、普通電車でもそれほど苦痛はないはずです」(橋賀さん)
旅行会社は、ホテルと新幹線や飛行機がセットになったお得なプランを用意。帰省を考えている人は交通費単体より宿泊付きツアーの方が安いこともあるという。今年は特に早く埋まりやすいので、旅行会社のホームページなどをこまめにチェックしたい。
※女性セブン2021年10月28日号