私生活が仕事の効率を上げる
PPFはクライアントとの関係性が重要な営業職をはじめ、経営者、政治家、クリニック、芸能界等多くの業界で活用されている。
ここ数年は理解を深めるため少数での講座を実施しており、それでも昨年は100人以上が初級講座に加え中級、上級を学んでいるという。今村氏が語る。
「大企業はもちろんですが、特に需要が高いのは、起業したての企業です。即戦力、即結果が必要な場面では、事前にPPFのタイプを確認しておくことで、チームに適した人材を選別することができます。
また、心療内科などでは高い評価をいただいています。PPFを取り入れることで、ナーバスな患者さんとの関わりの負担を減らしつつ効果が上がっているという嬉しい声も増えています」
受講した二人の記者も、今後の生き方に関して新たな気づきを得た。
「働く人たちは仕事以外にも悩みを抱えているので、子育てや夫婦の問題の相談をいただくこともあって、それを解決すると仕事のパフォーマンスが上がることも少なくないんです。コミュニケーションに関して色々なシーンでPPFを活用してほしいです」(今村氏)
*PPFについて詳しくはパーソナルプロファイリング協会ホームページを参照。
https://ppf-kyokai.com
※週刊ポスト2021年10月29日号