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宝くじ販売員が語る「困った客」 抽せん翌日に換金に来る、換金時の枚数が違う…他

宝くじ販売員から見た「困った客」の傾向とは?(イメージ/Getty Images)

宝くじ販売員から見た「困った客」の傾向とは?(イメージ/Getty Images)

 誰もが一攫千金の夢を見ることができる「宝くじ」だが、宝くじを販売する販売員によると、中には「困った客」も多いのだとか。宝くじ販売員の声をもとに、そうした困った客によくある傾向をまとめた。

発売終了後の宝くじを欲しがる

 宝くじの発売終了後に宝くじ売り場に買いに来る人がいる。宝くじ販売員が語る。

「特にサマージャンボ宝くじと年末ジャンボ宝くじの時は多いですね。発売終了後から3日間ほどは、そうしたお客様がいらっしゃることがあります。『まだ取次業者に返却していない分があれば売ってもらえませんか』と言われる場合もありますが、期間外に販売することは厳禁です。発覚すれば、売り場が営業停止処分を受けることもあるので、絶対にできません」(以下同)

支払開始前に換金に来る

 抽せんの翌日、当せん番号が掲載された新聞を持って換金に来る人もいるという。

「当せん金の支払開始は、抽せんから約1週間後です。たとえ当せんが確定していたとしても、お支払いはできません。いちばん驚いたのは、販売期間中に持ってきて『当たってるかどうか見てくれ』というお客様でした」

換金時の枚数が違う

 換金の際、客が持ち込んだと思っている枚数と、売り場で照合した枚数が違うこともあるという。

「家で当せんの確認をして、袋に戻すときに1枚入れ忘れるというパターンも多いようです。この場合、忘れた宝くじが家にあれば問題ありません。

 逆に気を付けてほしいのは、当たり券だけを持って来られる場合です。ほとんどのかたは問題ないのですが、ごくまれに家に置いてきたハズレ券の中に見逃した当たりが入っていることもあるようです。当たっていないと信じ込んでしまっていると、そのまま時効当せん金となる可能性も高いです。

 このようなトラブル防止の観点から、念のため、当たり券もハズレ券も一緒に持ってきてほしいです」

 ハズレと勘違いしたくじの中に高額当せんがあったら大問題。当せん番号は売り場でも確認してもらうといいだろう。

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