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コロナ禍でも「渋谷ハロウィン」 大騒ぎにうんざりする現地からの声

仮装している人は例年に比べると「少なかった」という(2020年)

仮装している人は例年に比べると「少なかった」という(2020年)


2020年ハロウィン当日のセンター街。「見物に来ている人がほとんどだったのでは」(地元住民)

2020年ハロウィン当日のセンター街。「見物に来ている人がほとんどだったのでは」(地元住民)

 Aさんによれば、昨年はさすがに「例年よりは」人出が少なかったという。今年はどうなると予想しているのか。

「去年は仮装する人はあまりいなかったのですが、センター街はそこそこ人がいたように思います。例年同様、警備の人たちも出ていました。ただ、騒々しいとか、明らかに泥酔して寝転がっているという人は、いつもに比べて少なかった印象です。『今年どうなるんだろうね』と言いながら見物に来た人が多かったのかもしれません。

 今年も、いつもなら仮装グッズを店頭で前面に出すドン・キホーテもおとなしい感じだし、そんなに盛り上がらないのでは、という気はしています。ただ、今年は31日が日曜日なので、それがどう影響するのか……」(Aさん)

強引なナンパ、翌朝はゴミだらけ

渋谷・道玄坂にある「MEGAドンキ」。仮装グッズを調達する人も多い(2019年)

渋谷・道玄坂にある「MEGAドンキ」。仮装グッズを調達する人も多い(2019年)


仮装を楽しむ人たち(2019年)

仮装を楽しむ人たち(2019年)


2020年ハロウィン当日のセンター街。「今年はどうなるか、見物に来ている人がほとんどだったのでは」(地元住民)

2020年ハロウィン当日のセンター街。「今年はどうなるか、見物に来ている人がほとんどだったのでは」(地元住民)

 アパレル関連企業に勤める、渋谷から一駅のところに住む20代女性・Bさんは大学生当時、一度だけハロウィンに仮装して渋谷に行ったことがあるという。

「大学の友達に誘われて行ったことがあります。友達とおそろいの仮装をして、その姿をSNSに投稿したりしていました。でも正直、街や人の雰囲気は怖かったですね。人混みに乗じた痴漢まがいの行為や、ナンパも強引で抱き着いてきたり、勝手に写真を撮ってきたりして、まるでハロウィンの日はなんでも許される、みたいな空気が蔓延していました。それ以降、怖くて私は行っていません」(Bさん)

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