閉じる ×
ライフ

「友達なんだから当然タダだよね」プロのスキルを無料で使う女性の顰蹙

 はぁ? 何もしなかったお前が言うな。T美は自腹で食材を買い、自宅でも研究していたし、私はパッケージデザインだけじゃなく、メニューのイラストまで描いたのよ。私たちの技術はプロとしてお金を稼ぐためのもの。本来、友達だろうとタダでいいはずがない。

 でも、たしかにコロナ禍で大変なマダムを助けたいと思ったし、不景気で大変なのはお互いさまだから、ここはS子に従うことにしたの。

 ところがその後、S子ときたら、「私がプロデュースしたんだから」と恩に着せ、毎日店に寄っては、タダでお弁当をせしめているらしい。

「友達だから当然タダ」って、そういう意味もあったのね。

取材・文/上村久留美

※女性セブン2021年11月11・18日号

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。