クレジットカードは3枚まで
消費生活アドバイザーの丸山晴美さんは、「クレジットカードの上限は3枚まで」と話す。
「1枚だと、紛失や盗難時に困るので、サブのカードがあった方が安心。ただし、多すぎると管理できなくなって使いすぎてしまう」
メインの1枚を財布に入れて持ち歩き、サブのカードは自宅に置くなどの工夫を。
何にでもカードを使わない
お金が貯まる人は「食費や日用品など頻度の高い出費は現金、インターネットショッピングや固定費はカード」など、使いどころも決めている。
「わが家では、食費は現金管理。“使いすぎが怖いので、家賃や公共料金の支払いだけ”と決めて持ち歩かないのも手です」(横山さん)
公共料金は現金払いしない
公共料金をカード払いにすると、ポイントが貯まったり割引になったりと、何かとお得。だが、契約によっては、そうとも限らない。
「カード払いにしたときのポイント還元率はだいたい1%です。一方、東京電力エナジーパートナーの場合、口座振替割引サービスで55円安くなるので、月々の電気料金が5000円以下なら口座振替がお得。
ほかにも、電気、ガス、通信費をまとめたセット割の方が得な場合や、PayPay払いにするとボーナスポイントがもらえるなど、さまざまなサービスがあります。契約しているプランと還元率、使用料を見比べて、損のないようにしてください」(丸山さん)
※女性セブン2021年11月11・18日号