「つきあいがいい人」にならない
ついに飲食店の時短営業が解除され、今年は約2年ぶりの忘年会ラッシュが来るかもしれないが……。家計再生コンサルタントの横山光昭さんが語る。
「誘われると断れない人は、お金が貯まりにくい。交際費の予算を決めて“メンバー”“会話の中身”“頻度”を判断材料にして、自分にとって意味のあるものではないなら“金欠なんです”と言って断れるようになりましょう」
交際費は飲み会だけではなく、冠婚葬祭、家族へのプレゼントなども含まれる。優先順位を明確に。
調理器具をケチらない
2015年の博報堂の調査で、平均世帯年収が1000万円以上の人は、調理器具にお金をかけ、加熱方法や食材の種類に合わせて使い分けていることがわかった。
「裕福だから調理器具にお金をかけられる」とも取れるが、鍋や包丁などは“初期費用”こそ高額でも、手入れすれば一生使える。結果的には高コスパなのだ。
ご褒美を惜しまない
「月に一度、レストランに行く」など、たまのご褒美は惜しまないのが、貯めるコツ。
「自分にとって譲れないもの、本当に大好きなものへの出費は、ムダ遣いとは言いません。幸福度が上がることで、余計な出費がなくなります。ただし、給料日やボーナスのたびに“ご褒美”と言い訳して散財することのないように」(横山さん)
※女性セブン2021年11月11・18日号