中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

一口食べるともっと飲みたくなる!「家で簡単に作れるビールのつまみ」5選

万能ネギとキャベツのゴマ油和え

万能ネギとキャベツのゴマ油和え

 ビールのつまみといえば、「鶏の唐揚げ」「ポテトフライ」「ソーセージ」「チーズ」といったところが定番だが、家飲みを楽しむ場合、どんなつまみがよいのだろうか? とにかくビールが大好きだというネットニュース編集者の中川淳一郎氏は、「ビールに合うつまみは、まだまだあるぞ!」と力説する。中川氏が、試行錯誤の末にたどりついた「家で簡単に作れるビールに合うつまみTOP5」を紹介する。

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 順位は付けませんが、5種類紹介します。基本的には、一口食べればビールをさらに飲みたくなるようなものです。しょっぱい方がビールには合うと思います。

【1】万能ネギとキャベツのゴマ油和え

 元々は、東京・高円寺の居酒屋のメニューにあってそれを注文したところ、「何これ、ウマ過ぎる!」とすぐに1皿食べ終えてしまい、その後2皿追加したつまみです。

 この時食べた記憶を基に作ってみたのですが、かなり近い味にはなったと思います。作り方は、万能ネギを3cmほどに切り、キャベツを小さく切る。火は通さないでいいです。ゴマ油をかけ、塩と味の素をかけ、かき混ぜる。刻み海苔とすりごまをかける。ネギのシャキシャキ感と刺激を楽しんだらキャベツで口の中を穏やかにする、というのを繰り返すとビールがいくらでも飲めます。

【2】ニラ玉

ビールのつまみに「ニラ玉」は最高!

ビールのつまみに「ニラ玉」は最高!

 ニラ玉と言った場合、茹でたニラに生卵の黄身を乗せるものや麺つゆで煮たものといったイメージがあるかもしれませんが、私の作るニラ玉は炒めたニラ玉です。母親が北九州市出身でよく作ってくれていたのですが、現在住んでいる佐賀県唐津市の居酒屋でもよく見かけます。

 1人1個の玉子をかき混ぜ、そこに塩と味の素を入れて混ぜておきます。そして、ゴマ油をフライパン(玉子焼き器ぐらいが丁度良い)に入れ、火をつけ、熱くなったところで3cmほどに切ったニラを投入。ここでも塩と味の素をかけます。ある程度火が通ったところで溶き玉子を入れ、焼いていく。カリカリになるとマズいので、玉子が固まったところでまだ液状の部分をフライパンに着けるようにして、仕上げていきます。

 そして、最後はすりごまをかけ、少しだけ醤油を垂らす。これはご飯のおかずとしてもいいですが、やはりビールにもよく合う。

【3】ピザ

市販のチルドピザにちょい足しすればつまみに最高!

市販のチルドピザにちょい足しすればつまみに最高!

 市販のチルドピザってあるじゃないですか。178円だったり248円だったり。おいしいのですが、あれは明らかに具とチーズが少ないです。ですからあくまでもこれをベースとし、トッピングをドバーンと追加してしまう。

 ピザソースを少し足し、スプーンで全体に延ばしたうえで、シュレッドチーズを乗せ、さらに別で買っていたサラミやシーフードミックス等のタンパク質系を乗せる。写真ではマッシュルームの水煮とブロッコリーですが、細かく切ったピーマンでもシメジでもタマネギでも合います。これらのひと手間で貧相だった市販のピザが立派なピザに変身します。

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