新型コロナウイルスの感染拡大は落ち着いてきたが、「まだちょっと旅行気分には……」という人も少なくないはず。そんな人は、来たる日のために「日常生活の移動でポイントがもらえるサービス」を使うことを検討してはどうか。
10月20日にサービスを開始したスマホアプリ「マイルズ」は、徒歩、自転車、電車、クルマ、飛行機など、手段を問わず1マイル(約1.6km)移動するごとにポイントが自動で貯まるサービスだ。移動手段によってマイルの貯まる倍率が変わり、徒歩なら10倍、自転車なら5倍、電車やバスなら3倍、車は1倍、飛行機は0.1倍になる。
貯めたポイントは、ファミリーマートやJR東日本、マルイなど提携企業の商品やサービスの割引に使える。
提携先にはJALが含まれ、200ポイントで航空券の2000円オフクーポンがもらえる。徒歩だけなら約32km歩くと、1日1kmなら1か月ほどで達成する。ほかにも空港の宅配サービスやWi-Fiのレンタルが割引になるクーポンも。
ANAも同様のサービスを「ANAポケット」という独自アプリで12月に開始予定だ。こちらは移動1kmあたり、徒歩で50ポイント、自転車で20ポイント、電車で8ポイント、自動車で6ポイント、飛行機で0.8ポイントになり、貯めたポイントは、デジタルギフト券や航空・旅行割引に利用できる「ANAスカイコイン」に交換できる。ポイントの交換レートは調整中とのことだ。
「『日常生活』においても移動を通して日々の生活や人生を豊かにするとともに、地域活性化やエコな移動への行動変容の機会を提供するモバイルアプリサービスとして、『ANAポケット』の提供を開始することとなりました」(ANA広報部)