飛行機の倍率が低いが、「移動距離が長くなることからレートは低くてもポイントは貯まると想定しています」(同前)という。
こうしたサービスに相次いで大手航空会社が参入する目的は何か。航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏はこう言う。
「コロナ禍で移動が抑制されてきたため、緊急事態宣言が解除されても、外出の習慣がなかなか戻らなくなっている。そこで、ポイントアプリによって日常生活から移動を促し、そこから航空需要に誘導したいという目的でしょう。人々の行動様式をつかむビッグデータの収集にもつながります」
日々の通勤通学、ランニングやウォーキングで得をする。賢くポイントを貯めていきたい。
※週刊ポスト2021年11月12日号