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食生活、見た目、趣味…「パートナーの好み」に合わせて後悔したこと

彼氏と一緒にスマホゲーム。最初は順調だったが…

 恋人の趣味に興味を持ち、自身もハマってしまったという人もいる。IT企業に勤める20代女性・Bさんは、以前交際していた男性が、デート中にもかかわらず隙あらばスマホゲームをプレイすることに困っていたという。そして、苦肉の策として選んだのが、「自分もゲームを始める」ことだった。

「彼は外ではスマホ、家ではタブレット端末でゲームをしていることが多くて……。何度やめてと言っても聞かないので、私も始めれば一緒に楽しめると思ったんです。ゲーム設定や戦闘システムなど、彼に教えてもらいながら、時々一緒にマルチプレイもして楽しんでいました」(Bさん)

 Bさんがゲームプレイを始めた当初は順調だったが、次第に優しかった彼の様子がおかしくなっていた。ゲーム始めてから3か月ほどが経った時のことだ。

「私は彼よりも運が強いみたいで、ガチャで欲しいと思ったキャラや武器を、あまり課金しないで手に入れることが続くと、彼がイライラし、関係がギクシャクしだしました。『お前のせいで俺の運が吸われている』と暴言を吐かれたことも……。一方で私の金銭感覚もちょっとおかしくなって、推しキャラの復刻ガチャが来た時には、7人出して完全体にするために15万円使って、彼にドン引きされ、最終的には振られました」(Bさん)

彼女の好みからひげ脱毛したけれど

 PR業界で働く30代男性・Cさんは、彼女の好みに合わせすぎるのも考え物だと頭をかく。

「僕はキレイ系のファッションが好きだったんですが、彼女はカジュアル系が好みだというので路線変更。ひげがない方がいいという言葉に触発され、脱毛してツルツルにしたんですが、結果的にひげ面の男に浮気されたという皮肉が待っていました(笑)。ひげを伸ばそうにももう伸ばせないので、なんとも悲しかったです。何でも彼女に合わせるのではなく、もっと自分を持つべきでした」(Cさん)

 いくらパートナーのことが好きでも、その好みに合わせ過ぎるのは考えもののようだ。

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