子供の頃からゲームファンで、休日もゲームに時間を費やすことが多いという30代の自営業男性・Aさんは、PlayStation Nowのユーザー。その利用感をこう話す。
「PlayStation Nowでプレイするのは、少し前に発売された“名作”と呼ばれるようなタイトル。いろいろなゲームから選べるのは良いのですが、ちょっとプレイして微妙だなと思ったら、即止めてしまうことも多い。選び放題だから、気軽にプレイする分、止めるのも気軽になっているのは確かです。1タイトルあたりのプレイ時間はどんどん少なくなっている気がしますね。
実際、最新作はサブスクには入らないので、発売後すぐにプレイしたい新作ゲームは別にダウンロード購入するのですが、そういうゲームは最後までしっかりプレイします。その間サブスクのゲームは全然触らないので、サブスクの料金がちょっともったいないなと感じることもあります」(Aさん)
一方、ライトなゲームファンだというのは20代の会社員女性・Bさん。普通にゲームを買うより安あがりかも、と考えて、『PlayStation Now』に加入したという。
「私の場合、年に1、2本くらいのゲームをプレイする感じ。1本8000円として、年に2本買ったら1万6000円で、『PlayStation Now』なら年額6980円なので、こっちのほうが安いと思って加入したんです。ただ、私の場合サブスクに加入してもゲームをプレイする時間そのものは変わらないので、特にプレイする本数が増えたということもない。結局同じゲームばかりをプレイしていて、いまいちサブスクのメリットを享受しきっていない気もします」(Bさん)
スマホでも利用できるゲームサブスクとしては、iOS向けの「Apple Arcade」がある。このサービスのユーザーである30代の会社員Cさんはこう話す。
「元々は音楽サブスクのApple MusicとオンライストレージのiCloudを利用していました。それでApple Musicに月980円、iCloud(50GB)に月130円支払っていたんですが、Apple Music、Apple TV、Apple Arcade、iCloudがセットになって月額1210円のApple Oneというサービスが始まったので、そちらのほうがお得そうだなと思って移行したんです。
それでApple Arcadeを利用するようになったんですが、基本的にはスマホゲームなので、雰囲気的にはほかの基本料金無料のスマホゲームとあまり変わりません。アイテム課金や広告がないのは快適ですが、テレビでよくCMが流れているような人気ゲームは入っていないので、どれを遊んでいいのかよくわからないのが本音です」(Cさん)