県内屈指のツキを持つ同売り場には、他県から宝くじを購入しに来る人もいるほどだ。2003年の年末ジャンボで2等1億円。2009年のサマージャンボで1等・前後賞合わせて3億円。2011年の年末ジャンボで2等1億円を出した実績がある。直近10年間で1000万円以上の当せんを5本も出した。
売り場の鳥居は、運営会社の社名である「宝くじ神社」にちなんだものだ。高橋さんが続ける。
「毎日、売り場の鳥居に向かって一礼、店内の神棚にも一礼し、“当たりが出ますように”と心から願いながら販売しています。年末ジャンボの発売時には、地元の八幡神社の神主に店まで来ていただいて、高額当せんの祈願祭を行っています」
さらに、心強い味方もいる。店頭に置かれている招き猫は、系列の売り場で高額当せんが出たときに置かれていたという縁起物で、売り場の改装時に引っ越してきた。訪れた客の多くは、購入した宝くじで招き猫をなで、高額当せんを願っていくという。
年末ジャンボの発売期間は12月24日まで。抽せんは大晦日だ。
※女性セブン2021年12月16日号