節約アドバイザー・丸山晴美さん
保険は続けて、新たに加入しない
保険はどう見直すべきか。丸山さんが現在入っている保険は2つ。1つは終身医療型の生命保険（月額7800円）もう1つは、掛け捨てのがん保険（月額1900円）だ。
「医療保険は、私が死んだら300万円がおりるので、葬式代として継続します。がん保険もやめません。貯金がないからこそ、突然の病気で大金が必要になっても慌てないために、入っていた方がいいと思います」
では、何も加入していない場合はどうだろうか。
「50才以降で保険に入ると月々の支払いが高くなりがちなので、高額な保険料を払ってまで新たには入りません。健康保険の適用内でしか治療は受けないと決めますね。私が50代なら息子も中学生か高校性と、ある程度大きい。社会に出るまでの数年は、両親やきょうだいに後見人になってもらえれば、大丈夫かなと思います」
ムダな支出を抑えるために、「娯楽はがまん」と考える人もいるかもしれない。だが、丸山さんは「私ならがまんしない」と話す。
「優先順位を考えたら、娯楽は二の次。いまはそこにお金をかける時期ではないと思っています。年金生活に入ってからの楽しみにとっておきます。とはいえ、私の趣味はウオーキングや手芸、神社巡りなど、お金がかからないので、がまんせずに楽しめます。半身浴でも充分息抜きになりますしね（笑い）」
