年末に大掃除をして、大量の「不用品」が出てきたという人も多いかもしれない。家電や家具であれば、粗大ゴミに出すとしてもお金がかかるが、買い取り業者に売れば、プチ収入になる。
リユースショップのほか、生前整理に特化したサービス「レガシー」も手掛けるトレジャー・ファクトリーの小野倫敬さんは言う。
「買い取り業者には、骨董品店・古美術専門業者・リサイクル業者・遺品整理業者等があります。フリマサイトやオークションサイトに自分で出品する手もありますが、サイトへの登録、梱包、配送等の手間もかかるので、大量の不用品処分には不向きです」
買い取りには店頭持ち込み、宅配、出張買い取りの3パターンがあるが、大物の買い取りには自宅まで査定に来てもらえる「出張買い取り」が便利。査定金額に納得できれば買い取り成立。
「貴金属だけを安く買っていく“押し買い”業者もいるため、信頼できる業者を選ぶと安心です」(小野さん)
よい業者を見つけるには、「古物商認可を持っている」「回収者で不用品の高価買い取りの宣伝をしている業者は避ける」「必ず相見積もりを取る」などがポイントになるという。
加えて、買い取り価格は、市場ニーズによって変動する。同じものでも売り時によって価格が大きく変わるので、トレンドを見る目も大事だ。以下、意外に高く売れるもの、意外と売れないものを紹介しよう。