【Q】人形を処分したいときはどうする?
さまざまな「言われ」も気になる「人形」の処分には、人形供養をしてくれるお寺や神社がある。費用は1000円~1万円前後。日本人形協会では、人形供養代行を行っている(1体5000円+送料)。
「自分で処分する場合、ガラスケースは自治体のルールに従って分別を」(実家片づけアドバイザーの渡部亜矢さん)。
【Q】片づけ業者に大事なものを間違って捨てられない?
片づけ業者に依頼する際、大事なものを処分されてしまわないか心配な場合は、机の引き出しなど大事なものをしまいそうなところは事前に確認。
「どこに大事なものがあるかわからない場合は、こういうものがあったら取り置いてほしいとあらかじめ業者に伝えておくと、保管しておいてくれます」(藤田さん、小野さん)
【Q】親が片づけを嫌がる場合、どうする?
実家の親が片づけを嫌がる場合は、相手の思いを考え、まず安全や健康面から伝えて提案していくことも重要だという。終活と思うと気が滅入るので、「片づいているほうが安全で健康にいい」とアピールしよう。
「まず小さいスペースを一緒に片づけると達成感から片づけスイッチが入ることも。親のやる気を損ねるNGワードには気をつけて」(渡部さん)。
NGワードは「捨てていいよね!」「もういらないでしょ!」「せっかく手伝っているのに!」だという。
取材・文/石井栄子 イラスト/サトウヨーコ
※女性セブン2022年1月6日・13日号