しかも、2018年の2月の前月差は1030円安の下落だったが、平昌五輪期間中に限っては、508円高と上昇しているのだ。
ちなみに、日本代表のメダルがフィギュアスケート女子の荒川静香選手が金メダルのわずか1個と振るわなかったトリノ五輪(2006年)では、2月の株価は前月末比で444円安(▲2.7%)と低迷した。しかし詳しくみると、期待された日本選手がメダルを獲得できなかった2月20日までの間は日経平均株価は1月末から1212円安となったが、フィギュアスケート女子が始まると切り返し、2月末の日経平均株価は20日から768円高となっているのだ。
北京五輪でも3大会連続金メダルの期待がかかる羽生結弦選手を筆頭に、日本代表選手の活躍が期待される。株価や景気を押し上げるほどの熱戦を期待したい。