そんなCさんも先輩社員たちについて、「指導力が本当にある人というか、『この人の言うことなら聞こうかな』と思わせてくれる人が少ない」と明かす。
「30代とか40代で、『え、その年齢でそのポジションなの?』とか、『その年齢で僕と同じような仕事してんの?』と思うことも多いというか……。いつまでも現場感があるのはいいことなんだと思いますが、もっとキャリアを積んだ人ならではの余裕を見せてほしいと思うことはありますね」(Cさん)
上司の指導に苦しんでいる若手社員たちがいる一方で、上司は若手社員たちとどう接していけばいいのか迷い、袋小路に追い込まれている。はたして両者の溝が埋まる日は来るのか──。