つなぎを使っていない肉厚のビーフ2枚とチェダーチーズ2枚、さらに太めにカットされたスライスオニオンが厚みのあるバンズで挟まれている。上のバンズを開くと、醤油風味のソースがたっぷり塗られている。
「肉厚ビーフは、ほかのマクドナルドのバーガーで使われているパティとはまた異なる食感です。厚みがかなり感じられ、肉の食感がダイレクトに伝わってきます。この食感のおかげで、よりボリューム感を楽しめます」(記者A・以下同)
醤油風味のソースとスライスオニオンが、個性を決める。
「醤油風味のソースは、慣れ親しんだ和風味の安心感があって、食が進みます。そしてシャキシャキのたまねぎがかなりの存在感で、食感も含め、このバーガーの方向性を決めています。和風でもあり、アメリカンのような豪快なバーガーのような感覚もあり、食べごたえはバッチリです」
意外とあっさり食べられる?『倍ビッグマック』
2枚のパティにレタス、たまねぎ、ピクルス、そしてチーズと特製ビッグマックソースを挟んだ『ビッグマック』。通常バージョンの価格は390円で、カロリーは525kcalだ。17時以降販売される『倍ビッグマック』は、上記の『ビックマック』のパティを4枚にしたもの。価格は490円で、カロリーは724kcal。重量を実測したところ、273gだった。そんな『倍ビッグマックを』記者Aが実食した。
「普段からビッグマックはよく食べているので、おなじみの味。レタスやピクルスのシャキシャキ感もいいし、特製ソースもおいしい。ハズレがない味です。
パティが4枚になっているので、たしかにボリューム感はすごいんですが、分厚くなった分、ちょっと食べにくいという側面も。ただ、お腹的には意外とペロッと食べられます」
倍になってもあっさり食べられたという『倍ビッグマック』だが、通常の『ビッグマック』との違いもある。
「特製ソースやチーズなどが、もう少し多めに入ってくれていたらうれしいなという印象はあります。通常の『ビッグマック』のパティと具のバランスに慣れているせいもあって、パティが倍になった分、ほかの要素の存在感がやや薄まる。でも、そうなるとさらに食べづらくなってしまうのかもしれないなとは思います。ここでもし“追い特製ソース”ができたら最高ですね」