ハンバーガーといえば、ファストフード店で食べるものと考えている人も多いかもしれないが、コンビニエンスストアでも定番商品となっている。コンビニグルメに詳しいフリーライターの小浦大生氏が説明する。
「コンビニで売られているパン系の軽食というと、サンドイッチや菓子パン、惣菜パンのイメージが強いのですが、レンジで温めて食べるタイプのハンバーガーも長年の定番。惣菜パンのように常温保存するタイプではなく、10℃以下の冷所保存でサンドイッチと同じ棚に陳列されています。季節によっていろいろなバーガーも発売されますが、やはり『チーズバーガー』が基本中の基本です」
そこで、マネーポストWEBのコンビニグルメ担当記者Aが、大手コンビニ3社の「チーズバーガー」を実食。その特徴を調べた。
これぞ定番!シンプルなファミマのチーズバーガー
まずはファミリーマートで販売されている『チーズバーガー』。価格は198円(税込み、以下同)。1個あたりのカロリーは315kcalだ。
パティとチェダーチーズをバンズで挟み、ケチャップとマスタードで味付けした、シンプルなチーズバーガーだ。実食した記者Aは、こう感想を述べる。
「家庭用電子レンジで1分ほど温めて食べました。一口かぶりつくと、まずバンズが思っていた以上にフワッとしていて驚きました。パティはどちらかというと、ギシッと固め。“肉汁がジュワ~”という感じではなく、かなり“しっかりした”印象です。ちょっと固いかなと感じる人もいるかもしれません」(記者A・以下同)
味付けはケチャップ&マスタードという、オーソドックスなものだ。
「誰もが一度は食べたことのあるチーズバーガーそのものです。チーズの風味も決して個性的なものでもなく、“クセ”みたいなものも感じられない。とにかく安心して食べられるチーズバーガーだと思います」