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バレンタインジャンボ3億円を狙う 「新・幸運のトライアングル」売り場とは?

ジャンボ宝くじの販売期間だけ設置される“招福しゃもじ”

ジャンボ宝くじの販売期間だけ設置される“招福しゃもじ”

「幸せをめしとる」

 今年開業40周年の節目を迎える「八丁堀チャンスセンター」(広島県広島市)は、これまでに45人の億万長者を出した西日本有数の売り場だ。だが、同売り場責任者の齋藤順さんによると、決して順風満帆ではなかった。

「2010年のドリームジャンボと年末ジャンボで2等1億円。2011年の年末ジャンボで1等前後賞合わせて3億円。2012年のドリームジャンボでは1等前後賞合わせて1億1000万円と高額当せんを連発しましたが、その後ピタリと億超えが出なくなってしまったんです」

 そんな状況を打破するため、2020年に、県内の世界遺産・厳島神社の赤い鳥居のイラストが描かれた看板を売り場の上に掲げた。

「さらに、“幸せをめしとる”として縁起のよい宮島のしゃもじを、金持稲荷大社でお祓いをしてもらって『招福しゃもじ』として店頭に置きました。お客さんは、このしゃもじに購入した宝くじをくっつけたり、なでたりして当せん祈願されています」(齋藤さん)

 1等と前賞の合わせて8億5000万円が出た年末ジャンボの前には、大当たりの兆候が表れていた。

「年末ジャンボ発売日直前に、私と販売員さん2人の合わせて3人、立て続けに孫が生まれたんです。長年の低迷を抜けて、運気があふれていますから、バレンタインジャンボも期待できますよ!」(齋藤さん)

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