税務署で相談員の指示のもと、申告書を作成すれば確実であるように思えるが、必ずしもそうではないという。前出・Bさんは自身の体験をこう話す。
「前は自宅でほぼほぼ作って、最後のチェックを税務署の相談員さんにしてもらって、その場で提出、という方法でやっていました。相談員さんのチェックがあれば安心だと思っていたんですが、不備が発覚し、後から修正申告を求められたことがあったんです。まあ、相談員さんも人間なので見落としがあるのは仕方ないかもしれませんが、結局自分でしっかり理解して作るのがいちばんだなと思いました。ちゃんと自分で理解できるようになってからは、不備もなくなりました」(Bさん)
毎年の確定申告だが、人それぞれにスタイルがあるということ。自分に合った方法を選びたい。