今回、旅行先で大きな地震に遭った大野さんは、まず移動手段を確保することの重要性を痛感したという。
「もしも高速バスの予約ができなかったら、滞在延長は2日では足りず、さらにそこから2~3日伸びていたと思います。結局延長した2日間はホテルでずっと仕事をしていましたし、こういった不測の事態に対応するためには、普段からリモートで仕事ができるようにしておくことも大切だなと思いました」
ちなみに新幹線が運休したために旅行を取りやめる場合は、運賃と新幹線特急料金の全額が払い戻しとなる。ただ、料金が戻ってくればすべて解決というわけではない。災害は、いつどこで発生するかわからない。もしもの時のために、「今、最優先にすべきこと」を考える習慣は大切だといえそうだ。