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【ドル円週間見通し】5月3~4日はFOMC ドル円は底堅い推移となるか

・4月25日-5月6日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(日)日本銀行金融政策決定会合 4月28日(木)決定会合の終了予定時刻は未定
・予想は、金融政策の現状維持
 日本銀行は今年1月に公表した展望レポートで、消費者物価の上昇率は、国内企業物価と比べてかなり低めに推移すると予想している。ただし、2022年度と2023年度の消費者物価コア指数の見通し(中央値)は大幅に上方修正される見込み。円安進行の影響などで2%物価目標の早期達成の可能性もあるため、黒田日銀総裁の発言内容が注目される。

○(米)1-3月期国内総生産速報値 4月28日(木)午後9時30分発表予定
・予想は前期比年率+1.0%
 参考となるアトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPNow」の4月19日時点の試算では、前期比年率+1.3%。雇用は改善しているが、高インフレが経済成長を抑制する要因となり、1%台の低い伸びにとどまる可能性がある。

○(米) FOMC会合 5月4日(水)日本時間5日午前3時結果判明
・予想は、0.5ポイントの追加利上げ
 複数の地区連銀総裁が0.50ポイントの追加利上げについて肯定的な見解を表明しており、市場も完全に織り込んでいる。バランスシート縮小についても5月スタートは想定内。6月以降の対応に注目が集まりそうだ。

○(米)4月雇用統計 5月6日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+35.0万人、失業率は3.6%
 参考となる3月実績は、非農業部門雇用者数が前月比+43.1万人、失業率は3.6%。3月は専門職・企業サービス、金融、小売の各部門の雇用者がさらに回復した。4月については、製造、レジャー・接客などの部門で採用増加が予想されており、非農業部門雇用者数は3月実績に近い水準となる可能性がある。失業率については横ばいとなる見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・4月26日(火):(日)3月失業率、(米)3月耐久財受注、(米)4月消費者信頼感指数
・4月28日(木):(日)3月鉱工業生産、(独)4月消費者物価指数
・4月29日(金):(欧)1-3月期ユーロ圏域内総生産、(欧)4月ユーロ圏消費者物価指数、(米)3月コアPCE価格指数
・5月2日(月):(米)4月ISM製造業景況指数
・5月3日(火):豪準備銀行政策金利発表、(欧)ユーロ圏3月失業率
・5月4日(水):(欧)ユーロ圏3月小売売上高、(米)3月貿易収支
・5月5日(木):英中央銀行MPC政策金利発表

【予想レンジ】
・127円00銭-130円50銭

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