準備しておくなら資格の取得を
もし、50代から準備しておくとしたら、資格の取得だと畠中さんは言う。
「自分の経験と関連する資格を取るのがおすすめです。建物管理の仕事をしてきた女性が、『ボイラー技士』の資格を取得。仕事の幅を広げたというケースもありました」
資格があれば、それを強みに長く働ける。ドラッグストアで働いているなら「医薬品登録販売者」、マンションの役員の経験を生かして「マンション管理士」などだ。
50代なら、貯金の多寡に悩むより、長く続けられる仕事探しと、そのための資格取得を優先した方がよさそうだ。別掲の「50代から挑戦したい5つの資格」を参考に、「稼ぐ力」を磨いてほしい。
※女性セブン2022年5月12・19日号