太陽光パネルの熱分解処理装置を開発・販売する新見ソーラーカンパニー社長、佐久本秀行氏(撮影/古川章)
同社は2015年から開発に取り組み、超高温の水蒸気で樹脂を気化させる手法に着目。二酸化炭素を排出せず各素材を高純度で抽出する技術を編み出し、特許を取得した。このアイデアをもとに制作したプロトタイプの装置は、先行販売分の3台の売却先がすでに決定。年内に追加予約も受け付ける予定だが、すでに400社以上から問い合わせが入っているという。
現時点でも、台風や地震などの自然災害が発生するたび、壊れたパネルが処分場に山積みとなる。パネルのリサイクル技術普及は、時間との勝負だ。
熱分解装置を通ってきた後の、脆くなった太陽光パネルの姿。ここからは手作業で各素材に分類していく(撮影/古川章)
パネルから得られた、ガラス、太陽電池セル、銅線。どれも純度が高いため再利用しやすい(撮影/古川章)
ソーラーパネルの構造
熱分解装置の完成イメージ