もし、自分がすでに年金の受給を開始している場合は、自分の老齢基礎年金や自分の老齢厚生年金に、夫の遺族厚生年金が上乗せされる。ただし、自分の老齢厚生年金の方が多い場合は、夫の遺族年金は受け取ることができない。
「基本的には、夫の遺族厚生年金の方が高い場合が多いので、自分の老齢基礎年金に、自分の老齢厚生年金と夫の遺族厚生年金の差額が支給されます。自動的に金額の大きい方が支給されるため、特別な申請は不要です」(井戸さん)
受け取れる年金や金額などを把握しておけば、もしものときに備えることができる。
※女性セブン2022年6月23日号